今までに購入したザックについて
私が登山を始めた頃に購入したザック(今も使っている)と、その使い心地などを紹介します。
登山を始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
最初に買ったザック:OSPREY ケストレル 38

最初に買ったザックはオスプレーのこちらのザックです。なぜこれを買ったのかも、どこで買ったのかも覚えていません。
結果的に、今でもこれを使い続けています。(テント泊用にもっと容量の大きいザックも買っていますが、それについては後述します。)
これは「38」と書いてあるので、容量は38ℓなのですが、40ℓあれば日帰りでも山小屋に一泊でもできるというのを何かで読んで選んだのだと思います。
あとは店舗に行って、値段や見た目を比べてこれを選んだのだと思います。
ザックを買う際に少し意識しておくと良いと思うポイントを記述します。
ザックは店舗に行って買うのがよい
ちなみに、ザックは実際に店舗に行って買うことをお勧めします。
登山靴は絶対に店舗で買った方がいいのですが(こちらについてもまた別で書きたいと思います。)、ザックも割と店舗で購入した方がいいものだと思います。
理由は、試しに背負わせてくれるところです。
正直、靴もそうですが、数分試着したところでよくわからない、できることならひと山試させてほしいと思うのですが、それでもその短い間でも合わないものは合わないことが分かりますし、何より店員が紐の長さなど正しい調整をしてくれるのが大きいです。
東京で買うならお勧めは神田の「石井スポーツ 登山本店」
登山用品を買うなら、お勧めはお茶の水の「石井スポーツ 登山本店」です。
理由は、店舗が広く、店員もやたら多いからです。
店舗の広さで言うと、大手町のモンベルなんかも広く、こちらもいい店舗だと思うのですが、製品のラインナップがなんとなくモンベル製品に偏っているような気がしてしまいます。
偏りが少なそうなイメージだと、好日山荘も良さそうです。昔は銀座に結構広い店舗があったのですが、2022年2月27日に閉店してしましました。都心で便利だったのですが、残念です。
ちなみに、「登山本店」のすぐ近くに「石井スポーツ 神田本館」という店舗もあります。
こちらも悪くはないのですが、登山本店の方が圧倒的に広いので、まずは登山本店に行ってみることをお勧めします。
使ってみて→結果的に選んでよかった
登山を始めた頃は日帰り登山ばかりしていましたし、2~3年経って山小屋泊をするようになってからも、どちらでもこのザックで足りたので、このザックにしてよかったと思います。
正直、高尾山のような低山では、ちょっと大きくてものものしい感じはしてしまいますが、私は許容範囲でした。
日帰り登山では40ℓサイズはちょっと大きいみたいですね。
選ぶポイント:色 好きな色を選ぶのはキケン!?
有名メーカーのしっかりしたザックだと、大体3色ぐらいのカラー展開をされています。

マニアックなアドバイスなのですが、個人的には好きな色で選ばずに、落ち着いたカラーを選ぶのが良いと思います。
私は青が好きなのですが、雨具やソフトシェルなどウェアも青を選びがちであるため、ザックまで青だと全身青になってしまうという事態になってしまいます。
(同様の理由で、靴も好きな色よりは落ち着いた色がいいと思います。)
Tシャツなどは比較的数を集めやすいですが、ザックはそうもいきません。
もちろん、あえて全身好きな色にするのも、そこにこだわりがあれば全然問題無いと思います。
全身真っ赤な人も見かけることもあります。
購入する際に、自分はどうしたいのかというのをちょっと考えてみていただければと思います。
その他に買ったザック①:GREGORY ディアブロ6

これはまだ登山にハマる前の、オスプレーのザックより前に買いました。
買った理由としては、当時、勤務先が結構カジュアルな会社で、昼ランなどをする方がいらっしゃるほどスポーツをする人が多く、私もこれを背負って通勤ランをしようと考えていました。(結局一回もしていない…。)
これは登山用というよりトレイルランニング用のザックです。
トレイルランニングとは、山でランニングをするスポーツで、かなり過酷なため、靴やザックがさらに軽量化されたものが使われます。
トレラン用のザックは、ほとんどペットボトル1本分と少ししか容量がなさそうなものも見かけます。
このザックは、当時店舗にあったトレラン用のザックの中から一番容量の大きいものを選びました。(それも5.5ℓ)
通勤では一度も使わなかったのですが、低山に行くときにたまーに使います。
クッカーやバーナーなどを入れるとすぐパンパンになってしまうため、そのようなアイテムを持っていかない軽い感じのときに使っています。
また、腰ベルトがあるので若干ものものしいのですが、街中でも普段使いがギリできると思います。
その他に買ったザック②:GREGORY バルトロ65

最初のザックのオスプレーを購入してから5~6年後ぐらいに、そろそろレベルアップでテント泊をしてみようと思い購入したのがこちらのザックです。
オスプレーに全く不満はなかったのですが、せっかくなら違うブランドにしてみようと思い、グレゴリーにしました。
強いこだわりはなかったので、店舗で見てオスプレーに気に入ったものがあれば、そちらを選んでいたと思います。
道具の知識やこだわりのない人のザック選びなんてそんなもんだと思います。
その他に買ったザック番外編
Amazonで買った変なザック
このブログを書くにあたってAmazonの購入履歴を見返したところ、ネットでもザックを買っていました。
それを見ても買った記憶がなく、当然もう処分しています。
聞いたことの無いようなメーカーで\5,000円ぐらいのものです。
登山にハマる前に会社の同僚と行った富士山などは、このザックを使用していたのだと思います。
アタックザック
アタックザックというものをご存知でしょうか。
テント泊の場合は、かなり大きなザックを使用することになります。
そのザックを常に持ち歩くのは大変であるため、テント場に大きなザックを置いて、代わりにナップザックみたいなシンプルなザックで山頂を目指したりテント場の周辺を散策したりします。
グレゴリーのディアブロ6を購入してから少ししてからモンベルで適当なものを購入しました。
結果として、購入しなくても良かったです。
グレゴリーのディアブロ6を3回ぐらい使って初めて気づいたのですが、ディアブロ6にはアタックザックが付いていました。
しっかりしたメーカーの大容量ザックには、予めアタックザックが付いていることが多いので、まず確認してみてください。
同様に、見落としがちなのがザック用のレインカバー(雨具)です。
こちらも予め付属していることが多いので、確認してみてください。
ザックの底や、背面など、「こんなところにも収納があったんだ!?」と思うようなところにファスナーがあり、その中に入っていたりします。